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柴又散策/隅田川花火大会
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今日は柴又散策と隅田川花火大会の鑑賞。「お祭り」団扇を片手に、甚平姿で一日中下町を歩き回る。まずは、柴又散策から。はじめての柴又訪問は、寅さんとネコさんがあたたかく出迎えてくれた。寅さんには「映画を観たことがなくてすみません」と心の中でそっと謝る。
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帝釈天参道と「とらや」。「とらや」では、この夏初のかき氷を食べる。
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帝釈天と「矢切の渡し」。
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「山本亭」の庭園と、中庭にかかっていた風鈴。団扇で扇ぐと透き通るような音色がした。
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柴又を満喫したあとは両国に移動し、ビールとおつまみを買いこみ、いざ花火大会に。ビルの隙間から観る花火は東京ならではの風景だ。後半はビールの飲み過ぎで爆睡してしまう。
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花火大会終了後は、酔い覚ましも兼ねて大勢の観客たちと共に上野駅まで歩く。大通りや橋の真ん中を大勢で闊歩する風景は異様だったが、不快ではない。むしろ心地よいくらいだった。今日の観客数は19万人だったらしいが、それだけの人数がひとつの領域に集まるお祭りという現象は、よくよく考えてみるとすごく不思議だ。何でみんなお祭りに参加したがるのだろう?とりあえず自分の胸に聞いてみたけど、答えはよくわからなかった。べつにビールの飲み過ぎではないのだけど。
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by tzib | 2006-07-29 23:23 | orbit
バーベキュー
今日は、葛西臨海公園で前期の打ち上げを兼ねたバーベキュー大会をする。蒸し暑い日だったが、その分ビールがおいしかった。敷地とお肉と焼きそばとビールの相性が抜群によく、しこたま飲んでしまう。宴もたけなわのころ、後輩たちから衝撃の告白が連発され大いに盛り上がってしまい、結局21時半まで飲み続ける。何だか久しぶりに学生と呼べるような時間を過ごせて満足だった。
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by tzib | 2006-07-28 23:23 | orbit
南米の都市再生の現場から
夕方から、TN プローブ・サロン「南米の都市再生の現場から 〜手法論の差異と類似」を聴講する。講師はコロンビアの建築家、フェリペ・ロンドーニョ氏と内藤廣氏で、モデレーターは太田浩史氏。内容は、「ロンドーニョ氏によるコロンビアの都市再生手法の紹介。また、氏が関わってきた地域計画を事例に、建築家に求められている多様な領域の横断と積極的な社会参加について考え、日本とコロンビアの都市再生における差異と類似などを明らかにしていく」というもの。

まずは、ロンドーニョ氏によるコロンビアの都市再生手法の説明から。氏は、美しいスライドを用いながら、コロンビアの地理、歴史、人口動態、政治、経済など、都市を取り巻く状況とそこでの再生手法を包括的に、ときには叙情的に、また、コロンビアについて何も知らないぼくのような学生にも理解できるように、ゆっくり、かつ、丁寧に説明してくれた。とくに印象的だったのは、交通と教育政策による都市再生手法の部分で、交通政策手法では、2000年より導入された「トランスミレニオ」というBRT(Bus Rapid Transit)システムやメトロケーブル、自転車専用道「サイクル・パス」の設置へと至るプロセス、教育政策手法では、図書館建設による地域のコミュニティ形成プロセスが、「人々の『多様な領域の横断と積極的な社会参加』によって都市が再生されていく」、という点で大変勉強になった。

内藤氏の講演は、「コロンビア、メディジン市における公園図書館の建設」というテーマで、「東京大学COEプログラムの一環として研究室で取り組んでいるメディジンにおける図書館設計のプロジェクトを紹介し、コミュニティ形成における建築家の役割について」語ってくれた。2つの大通りに挟まれた敷地に「緑・水・まち」という3つの広場を設け、これらをつなげる場としての「公園図書館」をつくり、周辺を巻き込みながら教育を中心に地域コミュニティをつくっていく。四季がなく、外気温度が平均27℃という中での建築と外部環境の在り方。コンクリートブロックというコロンビアでポピュラーな素材を、多様なつかい方ができるように試みていく技術開発の苦労話など、まるで日本とは異なる環境の中での詳細な体験談は、会場を興奮の渦に巻き込んでいった。

後半の3者によるディスカッションは、ロンドーニョ氏の講演を受け、太田氏が「日本における設計行為は、目の前にいる誰かのために行われるが、コロンビアにおける設計行為は、社会の未来に対して希望を提供するために何ができるかということを指すように感じた。コロンビアの建築家は、社会参加に対する強い意志を持っているが、それはそういう教育を受けているためであり、状況への観察・分析力や、ヴィジョンを提示する強い力を持っている。また、社会がそれを求めている」と発言し、内藤氏が「なぜ日本ではそのようにできないか。それは、日本が商業国家になってしまったからだ。現在の日本における建築は、植木鉢に植わっている観葉植物になってしまっている。サロン化している教育制度や建築界という『敷地』から抜け出すべきだ」と発言する場面が印象的だった。



社会参加とは、多様な領域を横断する能力を持ってできる行為なのか、あるいは、多様な領域を横断できるような土壌があってはじめてできる行為なのかはよくわからないが、内藤氏の「『敷地』から抜け出すべきだ」という発言には、何か強く揺さぶられる力があった。ぼくたちのような世代は、というかぼくの場合は、今後の社会の中で、自分の状況を相対化し、「意志」を自発的に養っていくことが、絶対的に必要なのだろう。そうしなければ、もはや立枯れていくという選択肢しか、実質的には残されていないのかもしれない。
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by tzib | 2006-07-27 23:27 | architecture
複雑な世界、単純な法則
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複雑な世界、単純な法則–ネットワーク科学の最前線』を読了。この本は、ネットワークの複雑性はいくつかの法則によって生み出されている、ということを素人にもわかりやすく紹介している情報科学・複雑系の入門書で、ぼくたちの世界がなぜ今の形態をとっているのか、新しい視点を与えてくれる本である。

たとえば、第1章で紹介されている「六次の隔たり」について。「六次の隔たり」とは、人々がランダムに繋がっているのだとすれば、六段階以内にすべての人と繋がることができるという理論である。つまり、知り合いの知り合いを6人たどっていけば、ぼくもアフリカの見知らぬおじいさんと、実は繋がっているということである。さらに興味深いのは、そのような小さな世界では、「弱い絆」こそが重要であるという。

重要なのは、人々は明らかに、世界全体にわたってランダムなつながりをもっているわけではないということである。そして、社会のつながりが一つの「まとまり」を作り、「クラスター化」が生じる

と本文中にあるが、ぼくたちの世界は、クラスター化した集団が点々とし、バラバラの状態で存在しているのではない。そこに「知り合い」というような「弱いネットワーク」が結びつくことにより、クラスターを構成する要素間に繋がりが生まれ、それぞれのクラスターが相互に繋がり、巨大な、しかも偶然性や意外性に満ちたネットワークになっているというのだ。

というように目が覚めるようなさまざまなことをこの本は語っていて、すでにお腹いっぱいなのだけど、個人的には以下の文章で語られているような内容も興味深かった。

本書で伝えたいことの1つは、人間の社会に数学的な法則と意味あるパターンを発見できるかもしれない、ということなのだ。社会・政治科学者の故ハーバート・サイモンがかつて述べたように、科学の目的は「秩序なき複雑性に意味ある単純性を見出すこと」である。

ネットワークに関するこうした研究の究極的な意義は、単に新種の構造を突き止めて、その構造を記述する方法を明らかにしたり、微妙な差異を見つけて従来のネットワーク概念との違いを理解することにのみあるのではない。もっと重要なのは、こうした発見から世界、それも現実的な意味での世界について何を学ぶことができるかである。

複雑性の科学が真に目指しているものは、あらゆる種類の複雑なネットワーク内にパターンを発見し、われわれ自身を向上させて世界をよりよいものにするために、こうして得られた知識をどのように利用できるかを突きとめることだ。

これらの文章で述べていることは、先日のNS大の講演会で平田晃久さんが語っていたことにも通底することであり、昨今の建築界で顕著になってきたパターニズムの考え方や、近代建築で語られてきた「部分と全体」の話にも繋がっていく。この本に漂っている「匂い」みたいなものは、今後いろいろと時間をおいて考えてみる必要があると思う。たまには背伸びしてこういう知識を貯えておくことも大切だなとも思った。
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by tzib | 2006-07-25 23:25 | resource
インゴ・マウラー展
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午後から東京オペラシティで開催中の「インゴ・マウラー展」を観に行く。

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お目当てだったLEDのテーブルはもとより、「ヤ・ヤ・ホ」など、さまざまな作品を時間をかけて鑑賞する。複雑なシステムを内包し、複雑な製作過程を経た作品であるはずなのに、どの作品も何だか力が抜け、ふわっと空間に浮かんでいるように見えておもしろい(本当に浮かんでいる作品もあった)。作品を鑑賞した後では、「デザインの5%は最初の アイデアから。残りは開発過程からできあがる。」ということばが、ぐっと重みを持ってくる。

観賞後はリニューアルしたICCに移動し、「ICCキッズ・プログラム」を鑑賞(鑑賞?)。こども用のメディア・アート展示会といったような内容だったけど、こどもだけに遊ばせるのはもったいないというような本格的な内容。メディア・アートに触れると、からだの感覚が拡張していくような錯覚を覚えて心地よい。

観賞後はオペラシティをあとにし、王子のもんじゃ焼き屋さんで2年ぶりにもんじゃ焼きを食べ、帰宅する。
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by tzib | 2006-07-23 23:23 | art/design
戦争広告代理店
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お馬さんから借りていた『ドキュメント 戦争広告代理店』を読了。スピード感ある文体で、映像的というか、ドキュメンタリー番組を見ているかのような構成だった。

戦争の複雑・複層化、もうひとつの戦場で繰り広げられる情報戦という闘いと、その裏で活躍するPR企業の実態。情報が戦争の勝敗を左右する最大の武器であるという事実。情勢が刻々と変化し、情報が加速度化している中での、鮮度を巡るさまざまな攻防と緊迫感ある人間関係。すぐに覆される将来予測の中で問われる知性とデータマイニングの能力。

何より衝撃的だったのは、戦場が見えない領域にまで拡張されてしまったことにより、気づかないうちにぼくも戦争に巻き込まれてしまうかもしれないという現実が明らかになったことだった。地球上で生きている限り、世界で起きている戦争に無関係でいられないことはわかっていたつもりだが、無意識の内に見えない銃を手にして、見えない弾丸を撃ってしまうという可能性が、今この瞬間に訪れてしまうことさえもあり得るのだ。この本が警鐘しているのは、そのような現実と、その状況下に無自覚でいることの危険性なのかもしれない。
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by tzib | 2006-07-22 23:23 | resource
第1回修士制作発表会
午後から第1回目の修士制作発表会。この会は、計画系の専任講師の前で各自の修士制作を発表し、審査されるというもの。ぼくの学校は、2月の提出までにこのような発表会ないしは審査会が合計4回ある。今日は第1クウォーターというわけだ。

ぼくは、学校建築の地域開放・都市への拡張、という主旨で発表。発表後の質疑応答では、レジュメのタイトルにいろいろ突っ込まれる。発表会の途中、ピコ先生が「うちの大学の修士設計は、機能やプログラムに拠り過ぎている。そろそろ核心的な部分を扱うべきでは」という発言があったけれど、まったく同感だった。政治的な正しさばかり追い求めても、結局それは、現実の表層を撫でているにすぎない。それが必要なことは重々承知しているつもりなのだけど。これは自分に向けての反省でもあります。とまあ、いろいろと考えさせられる会だった。次は2ヶ月後だ。
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by tzib | 2006-07-22 23:22 | orbit
展覧会設営
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土日と妻有入りして「空家プロジェクト」の展覧会設営に参加する。T校のM橋くんらにピックアップしてもらい、早朝妻有へ出発。東京は曇り空だったが、現地に近づくにつれ怪しい空模様に。案の定、関越トンネルを抜けるとそこは豪雨だった。
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会場である農舞台に到着後は、自己紹介といくつか打ち合わせをして会場設営にとりかかる。「予定入場者数は30万人です」と軽い脅しのような激を受ける。
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今回はN大やNZ大など現地協力校のメンバーも増え、何だか活気がある。
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1日目は床に墨を塗って床のテクスチャーを黒くするなど、土台をすべて完成させる。担当のSさんより、「ここで演劇しても悪くないな」と満足げな表情とねぎらいのことばをもらう。

夜は、温泉ツアーとビールを飲みながらの怪しい模型部分補修。余った時間で照明作品の模型を手伝ったりする。この日は宿舎にテレビ取材が入っており、ご飯を食べるところをじーっと撮影されるなど、何だか落ち着かなかった。

2日目は、展示パネルの作成に費やす。会場にずらっとパソコンを並べながら制作している様子は何だか奇妙だった。夜まで作業を続け、ぼくとM橋くんは次の日に予定があるため、作業半ばながらほかのメンバーにあとを託し、東京に戻ることにする。帰りは、他にもうひとりアーティストの方をピックアップして帰る。帰りの道中、「アートとは何か」という話題で盛り上がり、ぼくは「批評性を感じさせる存在」とか答えたら、いろいろ突っ込まれた。
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by tzib | 2006-07-16 23:16 | orbit
07/06 - 14
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06日 司法の授業で東京高裁へ。はじめて法廷を見学する。裁判官が座るイスはなかなか快適。法廷の天井高が思ったより高かったのが印象的だった。東京地裁の法廷は、世界でいちばん大きい法廷らしい。民事第22部の部長さんからいろいろと建築と司法の問題を伺う。

08日 徹夜で空家プロジェクトの模型を完成させ、早朝、代官山のAFGに搬入する。代官山に到着すると、各大学のメンバーが、ぼくらと同じように青い顔をしながら模型を携えて、続々と集合してくる。お互いの苦労を讃えながら、現地入りするA崎さんに模型を託し、その場で解散。とりあえず一旦帰宅し、夕方からM1のデザイン1発表会を聴きにいく。発表会終了後は、発表会を聴きにきていたA松さんに修士制作の相談に乗っていただき、今後に向けていろいろな示唆をいただく。その後、M2有志の飲み会に参加し、帰宅する。

10日 ひさびさにクリチカット。

11日 夜からKさんやM2メンバーで御茶ノ水にて飲む。大人な話題で大いに盛り上がる。Kさんごちそうさまでした。

14日 第1回発表会前最後の修士ゼミ。前回の内容をさらに掘り下げて説明。発表会に向けていろいろと具体的なアドバイスをもらう。ゼミ終了後は、ボスの誕生会。4年生の鮮やかな準備に驚く。コップ一杯のシャンパンで幾分ふらつく。
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by tzib | 2006-07-14 23:14 | orbit
平田晃久「空のかたち」講演会
夕方から船橋の大久保へ。NS大の授業の一貫で企画された、平田晃久さんの講演会を聴きにいく。レモンと今回の企画に誘ってくれたSくんたちと講堂で合流。開催時間にぎりぎり間に合う。

講演会のテーマは「空のかたち」。まずは、平田さん自身による自己紹介。平田さんは、大学時代、バブル崩壊や阪神大震災、オウム事件など、人々が内面に向かっていくような時代を経験し、ポストモダン→デコン→ライトコンストラクションなどの目まぐるしいようなスタイルの変遷を目の当たりにする。そのような不透明な時代の中で「本質的な何か」に取り組みたいと渇望していた最中、95年の「メディア・テーク・コンペ」の伊東豊雄案に出会う。伊東案の造形的に見えるがそれが主題ではないような建築の鮮やかさに何か新しい可能性を感じ、それが生まれるプロセスを体験したいということから伊東事務所を希望し、入所。そして伊東事務所で8年間を過ごし、現在の独立までに至ったと説明してくれた。

自己紹介のあと、「空のような建築をつくりたい」という発言からレクチャーが開始。「空」とは、自分自身の生成原理をもち、人の活動と無関係に存在している。1:1ではなく何となく関係しているような、あるいは、A'、A''、A'''…というような関係性をもつような空間をつくりたい。「空」=〔sora/ku/kara〕とあるが、建築は、「空」=〔kara〕の状態を目指しているのではないか。ライプニッツの「空間とは同時存在の秩序である」ということばを引用しながら、仁徳天皇陵、ミケランジェロのラウレンツィアーナ図書館、キャベツの断面図、森の断面図などの紹介。「無関係の建築」、「A'、A''、A'''…」、「派生・支配」、「インクルーシブ」、「立体的(対角線的)」、「見通せない拡がり」、「聴覚的」、「動物的」、「同時存在の秩序」というキーワードの紹介。などなど。

建築背後にある理念の説明のあとは、それらをふまえた上で、伊東事務所時代に担当した作品や自作の紹介。平田さんは各作品を紹介しながら、「モノをつくる前にスペースのイメージがある。それを伝えるために、キャベツの断面図などを用いている。そういうような原理はいたるところでつながっている。深層構造を空間化し、ある秩序の在り方を生み出すようなことを模索している」と説明を加え、レクチャーは終了する。

レクチャー終了後、会場には得体のしれないような興奮が満ちあふれていた。いつまでも拍手とざわめきがやむことはない。空調は効いているはずなのに、普段よりも体温が1度高い。微熱のときのような、軽いめまいと脱力感がからだを支配している。だが、頭は今までにないくらいクリアに冷めている。会場の誰もが感じていたように、ぼくも目の前に現れた今まで見たことがない「新しい何か」に心を捕われてしまっていた。今日のレクチャーに関してうまくことばで伝えることはできないが、わずか2時間という時間に目にした情報は、おそらく「時代の切れ目」とでもいうのだろうか、圧倒的なエネルギーを秘めている情報だった。今日ここに居合わせた人間は幸福だった、とは言い過ぎかもしれないが、おそらくそれは、今後時間が証明してくれることだと思う。時代は間違いなく動いている。
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by tzib | 2006-07-05 23:05 | architecture
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