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<   2006年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧
クリスト&ジャンヌ=クロード講演会
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午後から日吉の慶応キャンパスへ。クリスト&ジャンヌ=クロード講演会を聴きに行く。整理券を配る40分前に向かったのだけど、すでに立ち見の券しか残っていなかった。
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講演会は、ひとつひとつの作品を時系列に沿って丁寧に解説していくという構成。ユーモアかつウィットに富んだふたりの掛け合いも絶妙ですごくよかったけど、何といってもスライド画像がどれもため息の出るような美しさで、終始圧倒され続けてしまった。まさに至福のとき。「プロジェクトでいちばん難しいのは許可を得ること。世界中のどんな場所も誰かに属している。」という発言が印象に残る。
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クリスト&ジャンヌ=クロードと聞いてすぐ頭に浮かぶのは、1991年10月にぼくの地元で開催された「アンブレラ展」だ。当時ぼくはまだ小学生で、この展覧会が一体どういうものなのかよくわからなかったけど、両親に連れられて会場?を観て回ったことは、今でもよく覚えている。見知った風景に青い傘がパラパラと立ち並ぶ姿はとても不思議だったが、こどもながらにすごく美しいと思ったものだ。そのときの情景は、今なお忘れられない強烈な記憶として、脳裏にくっきりと焼き付いている。

今になって彼らの作品をよく見直してみても、彼らの作品の美しさや批評性をうまく説明することはできない。彼らの作品は、絵画的だったり彫刻的だったり、ときには建築的だったりして、なかなかうまく捉えることができないからだ(「アンブレラ展」は建築的?)。ただ、どの作品も場所のもつ力場、あるいは幾何学のようなものを顕在化しているとともに、鑑賞者が自分の内部を同時に覗いているような不思議な視点をもたらしてくれるのでは、と思っている。語弊があるかもしれないが、自己を投影する鏡のような空間、あるいは、相対化により環世界の拡張をもたらすきっかけのようなものをつくりだしている、と言ってもいいのかもしれない。とまあいろいろ書いてみたけど、とりあえず責任をもって言えることは、作品を観た人間は誰かに何かを語らずにはいられないということだ。

ふたりは「プロジェクトを持続していくのに必要なのは、アートに対する愛情とお互いへの愛情」、また、「アートは楽しむものだ」と語っていた。今の世界には彼らのような人間こそ必要なのではないだろうか。講演会は盛況のまま終了し、いつまでも拍手が鳴り止むことはなかった。ぼくもとびっきりの拍手を彼らに向かって送った。
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by tzib | 2006-10-30 23:30 | art/design
国立新美術館
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午後からM2メンバーで「国立新美術館」(設計:黒川紀章)の内覧会に参加する。(美術館についての詳しい解説は、当美術館のサイトを参照)
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うねる曲線の外壁。
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美術館の真向かいに建つ「政策研究大学院大学」。設計はリチャード・ロジャース
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エントランスの三角コーン。
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エントランスロビー01。
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エントランスロビー02。21mの吹抜け。
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エントランスロビー03。
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ガラスのファサード。
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2Fホワイエ。
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展示室入口。
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展示室01。完全なるホワイト・キューブ。ここまで徹底していると、もはや小気味よい。
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展示室02。展示室は巨大で、コンテナ状に積まれている。
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展示室天井。このすきまにパーティションのレールが隠されている。
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外壁に並べられたセブンチェア。みな外部空間に背を向けて座らされているけど、この配置にはすごく違和感を覚える。空間の形式を先験的に設定した結果、ということなのかはよくわからないが、この状況はこの美術館の抱えるさまざまな問題を具体的に表していると思う。
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とにかく巨大な美術館ということだけが印象に残った。これからの企画展の内容いかんによってこの美術館の評価は決まるのだろうけど、展示がない状態では、心が揺さぶられるような感動はとくになかった。プログラムが巨大すぎるからなのか国立だからなのか、どうも管理側の視点が見え隠れし過ぎているような気がして仕方ない。個人的には、フラットな屋根、エントランス空間とホワイエ空間のつなぎ目などが、のどに刺さった魚の小骨のようにすごく気になった。東大生産研の保存の在り方も、ほとんどアリバイづくりにしか見えないのが残念。他にもいろいろ言いたいことはあるけど、とりあえずオープンしてからまた来ようと思う。
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by tzib | 2006-10-26 23:26 | architecture
Jean Nouvel 3 Buildings/AssistOnなど
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Photograph by miladus
Creative Commons Some rights reserved.c0028405_0512877.gif
お昼から原宿へ。今日は快晴で、絶好のお散歩日和だった。AssistOnを覗いたあと、GAギャラリーに向かい、「Jean Nouvel 3 Buildings」を鑑賞。模型や映像がなくて物足りなかったけど、壁一面に貼られた図面や写真はとても迫力があった。やっぱりヌーベルはクールで格好よい。ケ・ブランリー美術館はぜひ訪れてみたくなった。

そのあとは、原宿→表参道→渋谷→代官山と街を闊歩する。marimekko表参道ヒルズCath Kidstonなど、アンテナに引っかかったショップを次々と見て回る。ほとんど歩きっ放しの一日。くたくたになったので、帰りの電車は寝過ごすはめになってしまった。
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by tzib | 2006-10-22 23:22 | orbit
歴史と風土の中で
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歴史と風土の中で 山本学治建築論集1』を読了。技術論を中心に展開された建築史論。本についての解説は、稲葉武司のあとがきが詳しい。

 彼の論文の系譜を別な側面からみると、その視点を一貫しながら、初期には大局的な歴史、そして部分・素材へと視線を移していった流れがみえる。そして最後の「木による日本の建築はどんな特徴があるのだろう」では、和辻哲郎の『風土』を引用しながら、少年達に日本の風土とか伝統に対する再認識を説いている。これは単なる懐古趣味ではない。建築、部分、素材と近代建築を点検してきた彼は、その論述活動の後半で、それまでの抽象的な近代への視線を具体的な近代へ移したのである。つまり、欧米的な近代建築を超えて、我々自身が世界の現代建築に新しい道を拓く基本作業の探査である。

これを機に、「風土的負荷のもとで生きる」ということばについて、じっくりと腰を据えて考えてみよう。
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by tzib | 2006-10-19 21:27 | resource
建築依存症
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建築依存症』を読了。安部氏の建築にかける情熱が、全編を通してひしひしと伝わってくる。けれどそれは、暑苦しいものではなくて、むしろ突き抜けるような爽やかさである。「すべてが建築である」ということばは、安部氏をして語れるセリフだろう。下記の引用部分は印象的で、すごく示唆的だった。

 そうであるとするならば現代、そして未来における土着性をローカリズムの中に見い出すことはすでに無意味であろう。土着性という言葉自体の意味が変わろうとしているのかもしれない。土着性とは文字の通り土地もしくは場所に根ざした価値観である。これを地域性と理解するのではなく環境と身体の関係性と考えれば現代的な意味を持った言葉となるのかもしれない。場所の特殊性や固有性を体験した時の身体的な感覚。幾重にも組み合わされることの可能な記憶の中の情報を整理し再構築する。するとそこには視覚と触覚の組み合わせによって蘇ったもうひとつの空間が浮かび上がる。身体と環境の間に柔らかい殻のような建築が姿を表すだろう。

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by tzib | 2006-10-18 23:18 | resource
旧岩崎邸庭園/空き家打ち上げ
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午後から建築史の授業の一環で旧岩崎邸庭園へ。先生の講義を聴きながら邸内を回る。ここを訪れるのは三回目になるが、来る度に新しい発見がある。
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先生の語る邸宅を巡る重厚な物語が、空間に更なる奥深さを与えていく。調度品ひとつをとっても、流れてきた時間がじっくりとしみ込んでいるのだ。同時に開催されていた「ミントンタイルの秘密展」も鑑賞。

夕方からは、新宿で空き家プロジェクトの打ち上げ。プロジェクトの反省から現在の建築界の問題、果ては未来の日本までと、多岐にわたって議論が重ねられ、おおいに盛り上がる会となった。結局3次会まで残ることになり、始発で帰宅するはめになる。始発電車を待っている間、ネズミがホームをちょこちょこと横切る姿を目撃してしまい、しばらくの間その場に凍り付くという、他人にはどうでもいいような珍事件があった。当たり前だが、都市にも人間以外の生物は住んでいるのだ。後ろ姿はかわいかったけれども酔いと眠気が一気にひいてしまい、げんなりしたまま家路につく。朝日がまぶしい。
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by tzib | 2006-10-17 23:17 | orbit
ららぽーと豊洲
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夕方から「アーバンドック ららぽーと豊洲」へ。卒制の舞台にこの場所を選んで以来、毎年足を運んでいるけれど、来る度に街の風景が変わっている。
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平日にも関わらず、お店の中にはものすごい人が溢れていた。その中でもこどもの数が多いなと思っていたら、理由が判明。上の写真のようにうねった地面や、水のカベ、通り抜けできる穴など、遊具に近い家具が、いたるところに設置されているからなのだ。車が侵入してこなくて海にも近いというこの場所は、地域にあそび場が少ないこどもたちにとって格好のあそび場なのだろう。こどもがキャイキャイと走り回っている様子は、大変微笑ましい。
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海に向かって傾斜した斜面に芝生が敷かれ、座ってみろと言わんばかりにベンチが等間隔に設置されている。
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その場所から見た湾景。ビルとセメント工場と夕陽が、強烈なノスタルジーを感じさせる。こういった風景をゆっくり眺められるようなパブリック・スペースは、東京にあるようでとても少ない。
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日が沈むまで時間が流れていくのをゆっくり楽しむ。トリトンスクエアの隙間からは、東京タワーがちょこっと顔をのぞかせていた。
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by tzib | 2006-10-16 23:16 | orbit
つくりながら考える・使いながらつくる
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つくりながら考える・使いながらつくる』を読了。対話形式なので、すごく読みやすかった。とくに邑楽町役場のコンペについての議論は、今読んでみるといろいろな意味で興味深い。彼はデザイナーではなく、やはり建築家なのだ。
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by tzib | 2006-10-16 23:16 | resource
路上観察学入門
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先日の『超芸術トマソン』に続いて『路上観察学入門』を読了。都市の考現学。モノの観察と記録。情報が氾濫する都市の中で、いかに一次資料が重要かということを示唆している。
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by tzib | 2006-10-15 23:15 | resource
中野本町の家
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中野本町の家』を読了。ひとつの住宅を巡る家族の物語。名建築には心に響くドラマが存在し、その逆もまた然りなのだ。伊東豊雄が巻末に寄せた「住宅の死をめぐって」というエッセイの冒頭文が印象深い。

目前でそれは無残に打ち砕かれ、みるみるうちにコンクリートの瓦礫の山を築いていった。自ら設計した建物が消滅する姿に建築家は立ち会ったことがあるだろうか。

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by tzib | 2006-10-14 23:14 | resource
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